第37回 問55
(問題)
放射性物質に関する記述である。もっとも適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)食品摂取を介しての被曝は、外部被曝といわれる。
(2)わが国における食品中の放射性物質の基準値は、プルトニウムが対象である。
(3)ヨウ素131の物理学的半減期は、約8日である。
(4)ストロンチウム90は、筋肉に集積しやすい。
(5)わが国ではじゃがいもの発芽防止に、ベータ線の照射が用いられている。
(解答)3
(解説)
(1)食品摂取による被ばくは内部被ばくである。
(2)わが国における食品中の放射線物質の基準値は、セシウムである。
(4)ストロンチウム90は骨に蓄積しやすい
(5)わが国ではじゃがいもの発芽防止に放射線照射が用いられる。
有害物質に関する出題度
第35回 | 問56 |
第37回 | 問55 |
第35回 問56
(問題)
食品中の有害物質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)アフラトキシンを産生するカビ類は、主に亜寒帯に生息している。
(2)デオキシニバレノールは、主に貝類に蓄積される。
(3)放射性物質であるヨウ素131は、主に骨に沈着する。
(4)キンメダイは、メチル水銀を蓄積するため、妊婦に対する注意が示されている。
(5)ベンゾ(a)ビレンは、生野菜に多く含まれている。
(解答)4
(解説)
(1)アフラトキシンを産生するカビ類は、主に熱帯や亜熱帯に生息している。
(2)デオキシリバレノールは主に小麦などの穀類に蓄積する。
(3)放射線物質であるヨウ素131は、主に甲状腺に蓄積する。
(5)ベンゾビレンは燻製したものなどに多く含まれる。有機物の不完全燃焼によって起こりやすいため
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