特定保健指導【社会・環境と健康】

社会 環境と健康

社会・環境と健康の項目から出題される特定保健指導の問題と解説です。

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過去5年間分のデータより

過去5年間分(第32回~第36回分)の問題より「特定保健指導」の文言の入った問題は

第35回と第36回の2回でした。

また社会・環境と健康の項目だけでなく

【栄養教育論】の項目において第35回問101

【応用問題】第34回問185、第32回問187

またそれ以前の過去問では【栄養教育論】からも出題されるなど幅広い項目に出題されています。

【社会・環境と健康】2年連続で出題されているので今後も出題される可能性は十分にあると思います。

また、この項目から出題されるのは「特定保健指導」の関連法規や選定基準などが中心のようです。

第36回 問8


(問題) 特手保健指導対象者の選定・階層化の項目として、喫煙の有無は考慮されていない

(回答) × されている

(解説) 

こちらの図のような判定方法で特定保健指導者の選定が行われます。

リスクが1つしかなくても喫煙者であれば、積極的支援に該当します。

喫煙の有無は特定指導者を選定するにあたって重要な情報となります。

よって、正解が×となります。

第35回 問14

(第35回 問14より※事業等とその根拠法の組み合わせ)特定健康診査ー介護保険法

(回答) × 高齢者の医療の確保に関する法律

(解説)高齢者の医療の確保に関する法律の第20条と第24条において記載されています。

特定保健指導が40歳からなので関連法規が「高齢者の医療の確保に関する法律」と結びつきにくいかもしれませんが、第35回では”引っ掛け問題”として出題されたのかな、と思いました。

その他

ちなみに特定健診の結果を踏まえて対象者を自動的に選別することを階層化といいます。

また近いうちに「特定健康診査」と「一般診断」の違いなども載せていきたいと思います。

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